2019-12-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、低調な貿易統計を嫌気
週明け9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小動きで始まった。税関総署が8日発表した2019年11月の米ドル建て貿易統計で輸出が前年同月比1.1%減と、市場予想(1.0%増)を下回ったことが嫌気された。前年同月割れは4カ月連続で、米中貿易摩擦による影響と米中協議の先行き不透明感が相場の重しとなっている。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.12%安の2908.51ポイントで推移。セクター別では、不動産、鉄鋼が軟調。半面、貴金属、造船、酒造などが買われている。