2019-12-05 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:反発、米中合意期待高まるも上値は重い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.32%高の2887.39ポイント。深セン成分指数は0.62%高の9748.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2307億8500万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。米国側の交渉担当者が追加関税の発動予定日である15日までに第1段階合意をまとめられると見込んでいるほか、トランプ米大統領が「交渉がうまくいっている」と発言したことが伝わり、米中合意への期待が高まった。ただ、中国による米農産品の購入を保証する方法や、制裁関税のどの部分を撤廃するのかという問題が残っており、上値は重かった。セクター別では、通信、電子・ITなどが買われた半面、宝飾、貴金属、石炭などが売られた。
上海B株指数は0.94%高の239.79ポイント、深センB株指数は0.20%高の891.57ポイントだった。