5日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米中貿易協議を巡り、米メディアの報道やトランプ米大統領の発言を受けて合意期待が再び高まっており、これを好感した買いが先行。指数が前日に2カ月ぶりの安値圏まで下落した後で、買い戻しの動きも広がっている。指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.65%高の26232.07ポイントで推移。
個別では、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)の上昇が目立つほか、アジア生保大手のAIAグループ(
01299)、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)が高い。半面、中国通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(
00941)や石炭大手の中国神華能源(
01088)が軟調。