2019-12-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、米中協議の先行き不透明感を嫌気
2日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。安く寄り付いた後に、マイナス圏でもみ合う展開。米中通商協議を巡る先行き不透明感を嫌気する売りが先行している。ロス米商務長官は2日、中国と進める貿易協議の「第1段階合意」がまとまらない場合、15日に予定通り追加関税を発動する見通しを示した。一方、中国は「既に課されている関税の撤廃」を合意の最優先事項としている。
指数は日本時間午前10時39現在、前日比0.43%安の2863.33ポイントで推移。セクター別では、貿易、防犯設備、医療・製薬が安い。半面、産金の一角が買われている。