2019-11-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、米中対立を警戒し売りが先行
29日の香港市場でハンセン指数は続落スタート。米中貿易交渉を巡る警戒感が強い中、週末を前に売りが先行している。トランプ米大統領の署名で成立した「香港人権・民主主義法」について、中国外交部の耿爽・新聞司副司長は28日の定例記者会見で、実施すれば両国が進めている通商交渉に影響すると示唆した。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比1.04%安の26614.73ポイントで推移している。個別では、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)が急落。IT大手のテンセント(
00700)、国有商業銀行の交通銀行(
03328)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)も大幅安となるなど、ハンセン指数構成銘柄はほぼ全面安の展開となっている。