26日に香港証券取引所・メインボードに重複上場する予定の中国ネット通販最大手、アリババ集団(
09988)は25日朝方、株式新規公開(IPO)に伴う香港公募で、当初の公募株数1250万株に対して5億3050万株の応募があったと発表した。応募倍率は42.44倍。これを受けて、募集株数に占めるグローバルオファリングと香港公募の割合を調整するクローバック条項が発動し、香港での公募株数は5000万株(全体の10%)に引き上げられた。
公開価格は1株につき176HKドルで、正味調達額は875億5700HKドルに上る見通し。また、オーバーアロットメント・オプション(追加割当権)が全面行使の場合、アリババ集団は7500万株を追加発行することになり、これによる正味調達額は131億6600万HKドルとなる。