顔認証技術で知られる北京曠視科技(メグビー・テクノロジー)が香港市場に上場する計画を巡り、今月21日にも香港証券取引所による上場ヒアリングが行われるようだ。外電を引用して『信報』が19日伝えた。
北京曠視科技は顔認証システム「Face++」をレノボグループ(
00992)やアリババ傘下のアント・フィナンシャル(バ蟻金融服務集団)などに提供しており、今年8月に上場を申請。一方、同社を巡っては、米商務省が10月に安全保障や外交上の利益に反する活動を行っているとして、「エンティティー・リスト」に追加されたことが伝わっている。
報道によると、北京曠視科技は香港上場で5億−10億米ドル(39億−78億HKドル)の資金を調達する計画。