19日の香港市場で、ハンセン指数は小安く寄り付いたものの上げに転じた。中国人民銀行(中央銀行)の政策スタンスが緩和に傾き、あす発表のローンプライムレート(LPR)金利が引き下げられるとの期待が広がった。米中貿易協議の進展への思惑買いも入ったもよう。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.28%高の26756.23ポイントで推移。個別では、製薬株の中国生物製薬(
01177)と石薬集団(
01093)、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(
02018)と舜宇光学科技(
02382)が高い。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)や、きょう中間決算を発表する中国旺旺(
00151)が売られている。