2019-11-18 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:続伸、米中協議の進展期待高まる 本土上昇も好感
週明け18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.11%高の26618.77ポイントだった。中国企業指数は1.00%高の10529.13ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で377億6000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移した。NY市場で先週末に主要3指数がそろって過去最高値を更新したことが好感されたほか、中国の劉鶴副首相が16日午前、貿易協議の第1段階合意について米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表やムニューシン財務長官と電話協議を行ったと伝わり、協議進展に対する期待も高まっているもよう。上海総合指数が心理的節目の2900ポイントを回復したことも投資家心理の改善につながった。
個別では、吉利汽車(
00175)や九龍倉置業地産(
01997)の上昇が目立つ。AIAグループ(
01299)やテンセント(
00700)も買われた。半面、きょう2019年1−9月期決算を発表予定の石薬集団(
01093)が安い。万洲国際(
00288)や中国蒙牛乳業(
02319)も売られている。