2019-11-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、2900ポイント回復 石油や金融が高い
週明け18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.58%高の2908.12ポイント。深セン成分指数は0.76%高の9721.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2223億2500万元だった。
上海総合指数は小動きで始まったものの、前営業日の終値が2カ月半ぶり安値をつけただけに買い戻しが優勢。指数は前引けにかけて上げ幅を広げ、心理的節目となる2900ポイントを回復して前場の取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)が午前、7日物リバースレポの利率を2.55%から2.50%に引き下げたことも投資家心理を支えた。セクター別では、銀行や証券が全面高。液化天然ガス(LNG)の1トン当たり平均単価が前営業日比6.5%上昇し石油株も買われている。半面、酒造や造船が売られた。
上海B株指数は0.09%安の255.00ポイント、深センB株指数は0.16%高の902.80ポイントだった。