2019-11-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落、香港情勢や中国経済指標が重し テンセントが大幅安
14日前場の香港株式市場でハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.92%安の26326.24ポイントだった。中国企業指数は0.90%安の10424.07ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で393億1000万HKドルだった。
ハンセン指数はおおむねマイナス圏で推移。香港情勢の緊迫化や米中貿易協議の不透明感が重しとなったことに加え、きょう午前に発表された中国の10月主要経済指標が軒並み予想を下回り、投資家心理を悪化させた。指数は寄り付き後に一時、プラス圏に浮上する場面もみられたが、ほどなくしてマイナス圏に沈むと下げ幅を広げた。
個別では、前日に発表した四半期決算が予想を下回ったIT大手のテンセント(
00700)が大幅安。アジア生保大手のAIAグループ(
01299)、香港関連銘柄の太古A(
00019)や長江和記実業(
00001)の下げが目立った。半面、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)が3%台の上昇。同業の舜宇光学科技(
02382)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が堅調だった。