2019-11-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、一時2900ポイント割れも再びプラス圏に浮上
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.07%高の2907.23ポイント。深セン成分指数は0.36%高の9722.80ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2157億7200万元だった。
上海総合指数は高く始まったものの、日本時間午前11時に発表された10月の主要経済指標がいずれも予想を下回ったことで、一気にマイナス圏に沈んだ。うち、1−10月の固定資産投資は前年同期比5.2%増にとどまり、伸び率は過去最低を記録した。中国の景気減速に対する懸念や米中貿易協議の不透明感を背景に指数は一時心理的節目の2900ポイントを下回る場面も見られたものの、前日に約1カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、次第に買い戻しが優勢となり、プラス圏に浮上して前場の取引を終えた。セクター別では、造船、電子・IT、通信などが買われた半面、銀行、保険、貴金属が売られた。
上海B株指数は0.14%安の258.23ポイント、深センB株指数は0.03%高の905.48ポイントだった。