2019-11-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、利益確定売りが重荷
8日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた後ものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。米中が追加関税を撤廃することへの期待を受けて前日終盤に指数が急伸し、約3カ月ぶり高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となっている。中国の10月貿易統計の発表を控え、様子見気分も漂う。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.36%安の27748.35ポイントで推移。個別では、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)が安い。IT大手のテンセント(
00700)や、香港地場系銘柄の太古A(
00019)、恒隆地産(
00101)が軟調。半面、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が高い。