2019-11-07 |
中国/政策/その他 |
|
米中「第1段階」合意署名、12月にずれ込む可能性=米高官
ロイター通信は7日、トランプ米政権高官の話として、米中通商協議の「第1段階」合意文書の署名に関する条件や場所の選定が長引いており、12月にずれる可能性があると伝えた。
ただ同高官は「第1段階」について、合意に至らない可能性もあるものの、合意できる確率の方が高いと述べている。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は、11月中旬にチリのサンティアゴで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて会談する予定だったが、チリの政情不安からAPEC自体が中止となり、合意文書の署名時期と場所が注目されている。
現時点で十数カ所が、米中首脳会談の候補地として提案されているという。同高官は「何も決まっていない」としながら、12月3−4日にロンドンで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて米中首脳会談が開かれ、両首脳が合意文書に署名する可能性もあると語った。