中国スマートフォン大手の小米集団(
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小米手表は米グーグルの基本ソフト(OS)「Wear OS」をベースにした「MIUI For Watch」を搭載。スマホと連動した機能のほか、端末内に組み込まれたSIMカード「eSIM」を通じ、独自の電話番号を登録して通話やネットができる。価格は1299元から。
また1億800万画素カメラを搭載する5レンズのスマホ「小米CC9 Pro」(2799元から)も発表。1億を超える画素数のカメラを搭載した量産型スマホとしては世界初で、メインカメラは韓国サムスン電子が開発した金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサーを搭載。このほか1200万画素と500万画素の望遠カメラ、2000万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを備える。また、フレームの縁(ベゼル)がわずか1.8ミリメートルのワイド画面テレビ「小米電視5 Pro」(3699元から)など、スマートテレビの新製品も投入する。
小米集団の株価は日本時間午後時分現在、前日比%のHKドルで推移している。