2019-11-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、MLF金利引き下げで金融緩和に期待感
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.68%高の2995.66ポイントだった。深セン成分指数も0.63%高の9930.44ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2775億1200万元。
上海総合指数は小高く寄り付き、前日終値付近でもみ合った後は上げ幅を拡大。プラス圏で午前の取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)による1年物中期貸出ファシリティー(MLF)の金利引き下げを受けて、金融緩和への期待が高まった。また習近平国家主席が「中国国際輸出入博覧会」開会式で「保護主義貿易に断固反対するとともに、中国は高次元での市場開放とグローバル化を加速していく」と発言したことも好感されたもよう。セクター別では、証券、保険が全面高。銀行も高い。半面、宝飾品、貴金属、造船、交通設備がさえない。
上海B株指数は0.08%高の263.92ポイント、深センB株指数は0.01%高の909.28ポイントだった