2019-11-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、財新PMIの上昇好感 家電・電子IT株に買い
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.73%高の2950.47ポイントだった。深セン成分指数も1.39%高の9769.02ポイントと4日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2455億6200万元。
上海総合指数は小安く始まったものの、前日は3日続落してほぼ全面安だっただけに買い戻しが相場を押し上げた。英IHSマークイットが午前に発表した10月の中国財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月比で上昇し、2017年2月以来2年8カ月ぶりの高水準となったことで景気鈍化懸念が後退。指数は次第に上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。セクター別では、家電や電子・IT、造船などが大きく反発する反面、食品・飲料、繊維・アパレル、石油が続落している。
上海B株指数は0.30%高の261.31ポイント、深センB株指数は0.60%高の904.32ポイントとともに4日ぶりに反発した。