30日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ続落して始まった。米国と中国の通商協議を巡る「第1段階」合意書について、来月チリで開催される米中首脳会談での調印に間に合わない可能性があると報じられたことが相場の重荷になっているもよう。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見ムードも強い。日本時間午前10時57分現在、前日比0.46%高の26662.66ポイントで推移している。
個別では、スマートフォン向け部品の瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)、医薬品の中国生物製薬(
01177)が安い。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)や生保大手の中国人寿保険(
02628)の上昇が目立つ。