2019-10-29 |
中国/企業動向/自動車・二輪 |
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フォルクスワーゲンが自動運転子会社、2021にも中国拠点
ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は現地時間28日、自動運転技術の開発を手掛ける新会社「フォルクスワーゲン・オートノミー(VWAT)」の設立を発表した。2021年には中国に支社を設ける予定。『金融界』などが29日伝えた。
VWATのトップには、トヨタやフォード・コスワース、トロロッソ、ポルシェなどでモータースポーツの技術部門責任者を歴任し、アップルで自動運転技術に関わったアレックス・ヒッチンガー氏が就任する。ドイツのミュンヘンとウォルフスブルクを本拠とし、VWは年末までに自動運転関連人員や資産をVWATへ全面移転。2020年には米カリフォルニア州のシリコンバレーに、21年には中国にそれぞれ拠点を設けるという。
VWは2019年7月、米フォードモーター傘下の自動運転子会社、アルゴAIに26億米ドルを出資すると発表。VAはアルゴAIの自動運転システムを自社の車両に引き入れることが可能となった。