2019-10-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:27000ポイントに乗せてスタートも上げ幅縮小
29日の香港市場でハンセン指数は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ続伸して始まった。トランプ米大統領が米中の通商合意署名作業が想定より早く進んでいると発言したほか、米通商代表部(USTR)が今年12月28日に期限を迎える340億米ドル相当の中国製品の関税適用除外措置の延長を検討していると伝わり、米中通商協議の進展期待から買いが広がっているもよう。指数は寄り付きで心理的節目の27000ポイントを回復したが、その後は上げ幅を縮小し、日本時間午前10時36分現在、前日比0.06%高の26907.70ポイントで推移している。
個別では、万洲国際(
00288)や吉利汽車(
00175)の上昇が目立つほか、中国人寿保険(
02628)や中国神華能源(
01088)も買われている。半面、HSBC(
00005)やハンセン銀行(
00011)、九龍倉置業地産(
01997)が安い。