2019-10-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、金融株に売り 中国7−9月期GDPは予想下回る
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続落。前場終値は前日比0.59%安の2959.76ポイントだった。深セン成分指数は0.43%安の9603.88ポイントと反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2227億2800万元。
上海総合指数は、小高く寄り付いた。前日終値で心理的節目の3000ポイントを割り込んだ後だけに、朝方は買い戻しが先行。ただ、高く始まっていた金融株が売られると指数も下げに転じ、結局は前場の安値圏で引けた。中国国家統計局が午前に発表した経済指標は7−9月期国内総生産(GDP)が市場予想を小幅に下回った半面、9月鉱工業生産の伸び率は予想を大きく上回った。セクター別では保険と通信キャリアが軒並み安のほか、証券、貴金属、銀行が売られた。一方、食品・飲料、環境保護関連、医薬品が買われた。
上海B株指数は0.36%安の266.21ポイントと続落。深センB株指数は0.77%安の919.92ポイントと4日続落した。