2019-10-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:安寄り後に下げ幅縮小、米中協議の強弱材料を意識
10日の香港市場でハンセン指数は安寄り後に前日終値付近まで戻す展開。米中通商問題を巡ってきょう再開される両国の閣僚級協議を控え、投資家が強弱材料に振り回されやすくなっている。指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.04%安の25971.55ポイントで推移。
個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)の下げが目立つほか、ニット用品大手の申洲国際集団(
02313)や本土不動産大手の華潤置地(
01109)が安い。通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(
00941)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)などが軟調に推移している。半面、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)や豚肉生産大手の万洲国際(
00288)が買われている。