2019-09-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、米中協議への進展期待が支え 香港不動産銘柄は安い
13日前場の香港株式市場でハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.36%高の27186.35ポイントだった。中国企業指数は0.52%高の10647.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で277億HKドルだった。
ハンセン指数は高く寄り付いて始まったが、27160ポイント前後の狭いレンジでもみ合いう展開に終始し前場の取引を終えた。12日の米市場でダウ平均が7日続伸したことや、ECBの金融緩和や米中貿易摩擦の緩和に向けた動きが好感された形。ただ中国が中秋節連休に入ったほか、来週初めに発表される中国の主要経済指標を控えた様子見ムードで上値は重い。
個別では自動車メーカーの吉利汽車(
00175)やニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)などが高い。中国銀行(
03988)、中銀香港(
02388)、中国建設銀行(
00939)などの金融セクター、華潤置地(
01109)、02207などの本土系不動産セクターも買われている。反面、信和置業(
00083)、九龍倉置業地産(
01997)、新鴻基地産(
00016)、新世界発展(
00017)、恒隆地産(
00101)など香港不動産セクターが安い。テンセント(
00700)も0.23%安でさえない。