2019-09-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続伸、小高い水準でもみ合う 政策期待も利益確定売りが重荷
6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続伸。前場終値は前日比0.16%高の2990.63ポイントだった。深セン成分指数も0.15%高の9798.37ポイントと5日続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3878億500万元だった。
上海総合指数は総じて小高い水準でもみ合った。中国の金融緩和などの景気下支え策や米中通商協議の進展に対する期待が引き続き相場を支えた。ただ、前日まで4日続伸し、約2カ月ぶりの高値圏で推移しているだけに、週末を前に利益確定売りも出やすい状況にある。心理的節目の3000ポイントに近づく水準では上値の重さが目立った。序盤はわずかながら前日終値を下回る場面もあった。
セクター別では、通信キャリア・通信設備、防犯設備、航空・宇宙関連が高い。自動車も買われている。半面、貴金属、宝飾金、農業関連などが安い。
上海B株指数は0.05%高の270.75ポイント、深センB株指数は0.01%高の952.20ポイントだった。