2019-09-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反落、米中貿易協議の先行き不透明感で
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.05%安の2922.54ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の9603.79ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3329億9200万元。
上海総合指数は小高く始まると序盤に上げ幅を広げる場面も見られたが、勢いに欠けた。ほどなく下げに転じると後半はマイナス圏でもみ合った。前日に引き続いて政府による資本市場のてこ入れ方針が好感され、買いが先行したものの、米中貿易協議の先行き不透明感が重しになった。米ワシントンで開く予定の米中貿易協議を巡り、日程調整が難航しているもようとの観測が伝わった。セクター別では保険、証券、酒造、宇宙・航空、造船など売られる一方、電子部品やソフトウエアなどハイテク関連や、セメントが買われた。
上海B株指数は0.09%高の265.65ポイント、深センB株指数は0.12%安の944.58ポイントだった。