2019-09-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に上げ、様子見気分強い 米追加関税の影響見極め
3日の香港市場でハンセン指数は続落して寄り付いた後、上げに転じた。トランプ米政権が1日、1100億米ドル分の中国製品にかける15%の追加関税を発動したことから、3日に休場明けとなる米株式市場の反応を見極めたいとの気分が強い。今月に米中閣僚が米ワシントンで開く予定の貿易協議の開催が不透明になったとの見方から、朝方はリスク回避の売りが先行したものの、ほどなく前日終値付近でのもみ合いとなった。
指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.27%高の25695.96ポイントで推移。個別ではエネルギー資源株のCNOOC(
00883)やペトロチャイナ(
00857)、中国神華能源(
01088)が安い。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)とチャイナ・モバイル(
00941)も売られている。一方、食品株の万洲国際(
00288)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)が高い。中国IT大手テンセント(
00700)、製薬の石薬集団(
01093)が続伸している。