2019-08-28 |
米国/企業動向/電子・IT |
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テンセント・ミュージック、独占契約を巡り当局の調査受ける
テンセント(
00700)傘下で音楽配信の中国最大手、テンセント・ミュージック・エンターテインメント(TME)が世界の大手音楽会社と締結した独占的なライセンス契約を巡り、市場監督などを担う国家市場監督管理総局の調査を受けていることが分かった。外電を引用して『信報』が27日伝えた。
報道によると、国家市場監督管理総局は今年1月に調査を開始。ユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナー・ミュージック・グループといった世界的な音楽会社との取引が調査の対象となっているもよう。中国の音楽・動画プラットフォームはテンセント・ミュージックとコンテンツのライセンス契約を結ぶ必要があるが、ライセンス料について、大手音楽会社が世界の他の地域で直接契約しているものより2倍程度高く設定されているという。