2019-08-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、おおむねプラス圏でもみ合い 一時2900ポイント回復
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.48%高の2897.14ポイントだった。深セン成分指数も0.11%高の9360.85ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2777億1400万元。
上海総合指数は序盤に小安くなる場面が見られたが、ほどなく切り返すとおおむねプラス圏でもみ合う展開。中国当局による景気テコ入れ策への期待や、6月中間決算の発表がピークを迎える中、業績を手がかりとした買いが相場を支えた。指数は一時、節目の2900ポイントを上抜いたものの勢いは続かず、前引けにかけて上げ幅を縮めた。セクター別では保険、銀行が買いを集めたほか、医薬・医療関連も堅調だった。一方、通信、電子部品、造船が売られ、重しとなった。
上海B株指数は0.14%高の264.71ポイント、深センB株指数は0.32%安の947.67ポイントだった。