2019-08-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、金利低下観測で売買が交錯
20日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。反落して寄り付いた後、前日終値付近で一進一退の値動きとなった。前日に続き、ローンプライムレート(LPR)算出方法の改定による貸出金利の低下を見込む買いが入る半面、利ざや縮小が痛手となる金融株が売られ、相場の重荷となった。また、深セン市に中国の特色ある社会主義の発展モデル地区を設立する計画が引き続き材料視されている。
指数は日本時間午前10時56分現在、前日比0.09%高の2885.70ポイントで推移。セクター別では、電子・ITや石炭、通信、ソフトウエアなどが高い。半面、銀行と貴金属が逆行安。