2019-08-14 |
中国/業界動向/不動産 |
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19年7月の中国不動産景気指数は100.90、6月から0.01ポイント下落
国家統計局が14日発表した統計によると、不動産市場の景気動向を示す不動産景気指数は2019年7月に100.90となり、6月から0.01ポイント下落した。不動産景気指数は、2012年を基準(=100)に、95−105なら「適切な水準」、95以下なら「低い水準」、105以上なら「高い水準」を示す。
一方、2019年1−7月の不動産開発投資額は7兆2843億元となった。前年同期に比べ名目ベースで10.6%増加し、伸び率は1−6月から0.3ポイント減速した。うち、住宅開発投資は前年同期比15.1%増の5兆3466億元となり、伸び率は同0.7ポイント減速。不動産開発企業が新規に着工した物件の面積は9.5%増の12億5716万平方メートルで、うち住宅は9.6%増の9億2826万平方メートルだった。不動産開発企業が新たに取得した土地の面積は29.4%減の9761万平方メートル。
このほか、1−7月の新築分譲住宅の販売額は9.2%増の7兆2431億元だった。住宅にオフィスや商業物件を合わせた物件販売総額は6.2%増の8兆3162億元。また新築分譲住宅の販売面積は0.4%減の7億7756万平方メートル。オフィスや物件を加えた物件販売総面積は1.3%減の8億8783万平方メートルだった。