中国通信大手のチャイナ・テレコム(
00728)は12日、第5世代移動通信規格(5G)の携帯電話番号割り当てを9月から行うと発表した。中国ITメディア『太平洋電脳網』が13日伝えた。
割り当てはまず北京市で行い、5G番号購入ユーザーには月額199−599元の通信プランを提供する。既に第4世代移動通信規格(4G)の番号を保有しているユーザーは改めて取得する必要はない。チャイナ・モバイル(
00941)、チャイナ・ユニコム(
00762)を含む中国3大通信キャリアで5G番号の割り当てを発表したのはチャイナ・テレコムが初めて。
同社はまた、8月下旬から5G対応スマートフォンの発売を開始。華為技術(ファーウェイ)の「Mate X20 5G」が6199元、中興通訊(
00763/
000063)の「Axon 10 Pro 5G」が4999元、維沃移動通信(vivo)の「iQOO 5G」が4998元となる予定で、当初予想の1万元台を大きく下回ることになる。