2019-08-09 |
香港/投資判断/通信 |
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チャイナ・モバイルの目標株価を大幅引き下げ=JPモルガン
JPモルガンは最新リポートで、チャイナ・モバイル(
00941)の目標株価をこれまでの90HKドルから70HKドルへ大幅に引き下げた。投資判断も「オーバーウエート」から「中立」にダウングレード。モバイル通信事業が振るわなかったことや人民元安などを理由に挙げた。『AAストックス』が9日伝えた。
モバイル通信事業の業績が予想を下回ったと指摘。加入者純増数の鈍化と加入者1件当たり平均月間収入(ARPU)の減少幅の拡大に懸念を示し、業績予想の下方修正につながるとした。また、モバイルナンバーポータビリティ(MNP)制度の導入について、チャイナ・モバイルには軽微なマイナス影響がある一方、チャイナ・テレコム(
00728)とチャイナ・ユニコム(
00762)にとってはプラスに働くとの見方を示した。
日本時間午後3時12分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■チャイナ・モバイル(
00941):65.30HKドル(前日比3.57%高)
■チャイナ・テレコム(
00728):3.44HKドル(同2.08%高)
■チャイナ・ユニコム(
00762):7.24HKドル(同1.12%高)