2019-08-08 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続伸スタート、節目の26000ポイント回復 テンセントが高い
8日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後に上げ幅を広げ、節目の26000ポイントを上回った。前日に続き、安値圏での買い戻しが優勢。注目されたきょうの人民元中間レートは対米ドルで7元台に下落し、米中対立の激化や資金流出に対する懸念が高まりやすいが、ひとまず悪材料を消化したかたちとなっている。指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.72%高の26184.85ポイントで推移。
個別では、IT大手のテンセント(
00700)やアジア生保大手のAIAグループ(
01299)の上昇が目立つほか、ハイテク銘柄の瑞声科技(
02018)や舜宇光学科技(
02382)、通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム(
00762)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。半面、原油安を受けて中国石油メジャーのシノペック(
00386)やペトロチャイナ(
00857)がさえない。