2019-08-07 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:朝高後に下げ、米中対立を嫌気 石油株に売り
7日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いたものの、下げに転じた。貿易問題を巡る米国と中国の報復の応酬を嫌気する売りに押されている。ただ、前日の米株式相場ときょうの中国本土株式相場の上昇を好感する買いも入り、下値は限定的、寄り付き直後に節目の26000ポイントを回復する場面もあった。
指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.36%安の25883.64ポイントで推移。個別では、石油メジャーのシノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)が軒並み安。中国携帯通信最大手のチャイナ・モバイル(
00941)、生保大手の中国人寿保険(
02628)も売られている。半面、ハイテク株のテンセント(
00700)、舜宇光学科技(
02382)が上昇。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)、前日大引け後に7月の不動産販売額を発表した中国海外発展(
00688)が高い。