2019-07-04 |
中国/政策/その他 |
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中国商務部報道官、「米中が合意に達すれば、追加関税は全面撤廃」
中国商務部の高峰報道官は4日の定例記者会見で、米中通商協議を巡り、「双方が合意に達すれば、米国が追加で課した関税は全て撤廃されるべき」との認識を示した。複数の中国メディアが同日報じた。
高報道官は会見で、米中双方の代表団が現在も引き続き連絡を取り合っていると説明。米国が中国製品に対して一方的に追加関税を課したことが「貿易摩擦」の出発点だったと指摘し、合意に達した場合はこれらの関税が全て撤廃されるべきと主張した。また、高氏は中国企業に不当に損害を与えた外国企業を列挙する「信頼できない実体リスト」の作成状況について、既定の計画通りに手続きを進めているとした。