2018-07-20 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後にマイナス圏、28000ポイント割り込む
20日の香港市場でハンセン指数は小反発して寄り付いたが、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前日まで3日続落した後とあって、自律反発を狙った買いが先行したものの、米中貿易摩擦を巡る根強い懸念や人民元安の進行、本土株安が嫌気されている。指数は日本時間午前10時44分現在、心理的節目の28000ポイントを割り込み、前日比0.56%安の27853.12ポイントで推移している。
個別では、本土不動産株の碧桂園(
02007)、華潤置地(
01109)、石炭大手の中国神華能源(
01088)、電力大手の華潤電力控股(
00836)が安い。半面、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)や恒基兆業地産(
00012)など香港不動産株の一角が堅調。