2018-07-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発 買い戻し優勢 2800ポイント回復
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.51%高の2812.34ポイントだった。深セン成分指数も0.08%高の9292.37ポイントと3日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1923億2300万元。
上海総合指数は前日に割り込んだ心理的節目の2800ポイントに乗せて寄り付くと、その後はプラス圏でもみ合った。前日まで3営業日続落した後とあって、自律反発を狙った買いが相場を支えた。ただ、米中通商摩擦を巡る根強い懸念に加え、人民元相場で元安が再び加速していることが重しとなり、上値追いの動きは限られた。
セクター別では、環境関連、電力、観光などが高い。銀行、保険など金融株も総じて買われた。半面、産金、航空、通信などが安い。
上海B株指数は0.29%安の289.15ポイント。深センB株指数は0.16%高の1049.37ポイントだった。