2018-07-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、節目の2800ポイント割り込む 石油株売られる
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比1.01%安の2785.75ポイントだった。深セン成分指数も1.06%安の9218.36ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1757.億5900万元。
上海総合指数は材料難のなか安く寄り付くと下げ幅を広げる展開。序盤にあっさり心理的節目の2800ポイントを割り込んだ。ただ、2780ポイントを下回る水準で下げ渋ると、前引けにかけて下げ幅をやや縮めた。セクター別では、前日の商品市場での原油の大幅下落を嫌気し、石油が売られ下げを主導。鉄鋼、石炭、酒造、製薬もさえない。一方、保険、セメント、化学繊維の一角などが買われた。
上海B株指数は0.54%安の289.38ポイント。深センB株指数は0.64%安の1048.53ポイントだった。