2018-06-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、預金準備率引き下げを好感 序盤に2900ポイント上回る
週明け25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.17%高の2894.74ポイントだった。深セン成分指数も0.60%高の9466.31ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1808億3000万元。
上海総合指数は、24日に金融当局が預金純準備率の引き下げを発表したことが好感され、心理的な節目の2900ポイントを回復してスタート。ただ、ほどなく下向きに転じるとその後は前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。米中貿易摩擦の激化に対する警戒感は根強く、相場の足かせになった。セクター別では、石油関連が買われた。一方、銀行、保険、空運など売られた。
上海B株指数は0.33%高の290.58ポイント。深センB株指数は0.36%高の1068.31ポイントだった。