2018-06-19 |
香港/企業動向/電子・IT |
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小米、本土CDR発行を延期 まずは香港上場へ
スマートフォン大手の小米(シャオミ)は19日朝方、公式SNSを通じて、同社が進めていた香港と中国本土市場での上場について、先に香港での上場を進め、本土での中国預託証券(CDR)発行の手続きは延期することを明らかにした。これを受けて、中国証券監督管理委員会(CSRC)はきょう予定していた同社の上場に関する審査委員会を開催しないと発表した。
これまでの報道によると、小米は5月上旬までに香港証券取引所への申請を行ったほか、今月7日にCDRでの上場申請の書類をCSRCに提出。7月中旬に上海市場、香港市場の順に上場するとの観測が広がる一方、CSRCから申請内容に対して80件を超える意見・質問を受けていた。