CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、中国の大手テレビメーカー、スカイワース(
00751)の目標株価を5HKドルから5.5HKドルに引き上げた。ファンダメンタルズの改善を受けて、2019−21年3月期の予想利益をそれぞれ3.4%、2%、2.6%引き上げたことを織り込んだ。新たな目標株価は19年予想PER9倍に相当する水準。投資判断は「買い」を維持している。『AAストックス』が13日伝えた。
スカイワースが12日大引け後に発表した18年3月期本決算について、CLSAは下期(17年10月−18年3月)の業績が予想を上回ったと評価し、株価が底打ちすると予想。中国本土のテレビ販売台数が上向いていることや、パネル価格の低下、輸出環境の改善、傘下スマートテレビ事業の収益力の改善などがいずれも株価支援材料になるとの見方を示した。
スカイワースの株価は日本時間午後4時59分現在、前日比6.53%高の4.08HKドルで推移している。