2018-05-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、銀行・保険株が上昇をけん引 金融統計を好感
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.55%高の3180.80ポイントだった。深セン成分指数も0.60%高の10697.81ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2376億1200万元。
上海総合指数は反発して始まるとプラス圏でもみ合ったが、次第に買いが優勢となり上げ幅を広げた。前週末に発表された金融統計で4月の融資増加額と流動性の目安とされる社会融資総量がともに市場予想を上回ったことを好感した買いが広がった。セクター別では、銀行、保険が軒並み高となり相場の上昇をけん引。酒造、証券、通信も高い。一方、石油、医薬、産金の一角が売られ、足かせとなった。
上海B株指数は0.08%安の321.14ポイント。深センB株指数は0.20%高の1105.11ポイントだった。