大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、中国の民間ガス会社、新奥能源(
02688)の投資判断を「買い」に維持した。中国政府による石炭から天然ガスへの燃料転換政策を追い風として、同社が2018−20年のガス販売量について20%を上回る成長を目指していることを評価した。『経済通』が17日伝えた。
大和は同社の王冬至執行取締役が面談時に、長期的には利益に下押し圧力が働くものの、2018−20年の1立方メートル当たり利益0.60−0.63元の確保に自信を示し、18年については0.63元になるとの見通しを示したと指摘。また、会社側が配当性向について、17年の30%から長期的には50%まで上昇すると見込んでいる点にも言及した。
新奥能源の株価は午後3時11分現在、前日比1.29%安の68.90HKドルで推移している。