6日の香港市場で、安徽省拠点のセメント大手、安徽コンチセメント(
00914)が大幅高。株価は日本時間午後0時13分現在、前営業日比4.85%高の46.50HKドルで推移している。2018年1−3月期に国内29省・直轄市・自治区でセメント価格が上昇したとの情報が手掛かりとなったもよう。『経済通』が6日伝えた。
セメント情報サイト『中国水泥網』のまとめによると、2018年1−3月に国内31の省・直轄市・自治区のうち、セメント価格が上昇したのは29を数え、17年10−12月期から3つ増加した。中でも四川省、重慶市、湖北省はそれぞれ前四半期比22.2%、21.8%、18.7%高と上昇が目立った。このほか、広東省、山東省で15%以上、貴州省、湖南省、福建省、海南省、陝西省で12−15%上昇した。一方、値下がりしたのは浙江省と江蘇省の2省で、下落率はともに1.5%未満だった。