2018-03-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米中貿易摩擦の激化懸念などを嫌気
16日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米中貿易摩擦が激化するとの警戒感が根強く、リスクを回避する動きが先行。来週3月20−21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げが見込まれる中、米ドルの主要通貨に対する総合的な強さを示すドルインデックスが上昇し、新興市場からの資金流出懸念も重しとなっている。日本時間午前10時45分現在、前日比0.21%安の31474.17ポイントで推移している。
個別では、前日に高かった豚肉大手の万洲国際(
00288)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が安い。石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、石炭大手の中国神華能源(
01088)、きょう決算発表を予定している長江実業集団(
01113)がさえない。半面、2017年12月本決算の純利益が前年比2.9倍のチャイナ・ユニコム(
00762)が高い。