四川省拠点の機械設備メーカー、成都市新筑路橋機械(
002480)は13日大引け後、傘下のモノレール事業を手掛ける四川省新途軌道工程諮詢設計有限公司(新途軌道)の全権益をBYD(
01211/
002594)に譲渡すると発表した。
新途軌道はモノレール建設のプロジェクト管理、コンサルティング、設計などを手掛ける。同社を巡っては、成都市新筑路橋機械と同社の法定代表人である呂強氏がそれぞれ90%、10%の権益を保有しており、BYDはこれらを2950万元で買い取る。新途軌道の2017年末時点の純資産は772万元。
BYDは近年、新規ビジネスとしてモノレール事業を国内外で展開し、2018年には新路線の開通が相次ぐ。今回の買収を通じて、同事業のさらなる強化を進めていく。