大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、中国建設銀行(
00939)を大型国有銀行のトップピックに据え置きた。投資判断は「買い」、目標株価は2019年予想PBR1.3倍相当の10.5HKドルにそれぞれ維持した。3月末に発表される2017年12月本決算にポジティブサプライズがある可能性を指摘した。『AAストックス』が23日伝えた。
大和証券は、2017年10−12月期と2018年の資金利益が前年比で2桁の伸びを達成し、2015−16年に続いた縮小基調から脱却するとの見方を示した。また、17年の純利益は4.6%増と、16年の1.5%増から顕著に伸びが加速すると予測。純金利マージンは約8ポイント改善すると見込んでいる。
中国建設銀行の株価は日本時間午後4時39分現在、前日比0.72%高の8.45HKドルで推移している。