春節(旧正月)前日で半日取引となる15日の香港市場で、ハンセン指数は続伸して始まった。前日の欧米株高を受けて世界の株式相場が落ち着き始めたとの見方が強まり、幅広いセクターで買いが先行。指数は日本時間午前10時41分現在、前日比1.39%高の30940.89ポイントで推移している。
個別では、大型金融株の中国建設銀行(
00939)や中国平安保険(
02318)、中国IT大手のテンセント(
00700)が相場の上昇を主導。エネルギー資源株の中国神華能源(
01088)、CNOOC(
00883)が高い。半面、香港不動産株のLink REIT(
00823)や九龍倉置業地産(
01997)が、米長期金利の上昇を嫌気する売りに押されて逆行安。前日8%近く上げたハンセン銀行(
00011)は反落している。