週明け22日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。先週末まで3日連続で史上最高値を更新した後とあって、利益確定売りが先行している。本土市場で上海総合指数が下げて寄り付いたことや、米国で連邦予算の失効に伴い政府機関の一部閉鎖が始まり、事態打開に向けた動きを見極めたい気分も重しとなっている。
指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.26%安の32170.88ポイントで推移。個別では、中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)など本土銀行株や、スマホ部品大手の瑞声科技(
02018)が安い。アジア生保のAIAグループ(
01299)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が売られている。半面、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)が逆行高。先週末に高かった不動産はまちまち。華潤置地(
01109)が続伸する一方、中国海外発展(
00688)が下げている。