2018-01-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、プラス圏でもみ合い 銀行が買われる
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.25%高の3453.28ポイントだった。深セン成分指数は0.09%安の11293.52ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2881億8500万元。
上海総合指数は、小高く寄り付くと、その後はプラス圏でもみ合う展開。中国人民銀行(中央銀行)が前日に続いて公開市場操作(オペ)を通じて市場への資金供給を行ったことや、前日に発表された条件付き預金準備率引き下げの実施などが投資家心理を支えている。ただ、指数は3470ポイントに近づく水準では上値が重い。高値警戒感に加え、中国の17年10−12月期GDPなど主要経済指標が日本時間のきょう午後4時に発表されるのを前に様子見ムードも漂う。セクター別では、銀行が総じて買われているほか、化学、インフラ建設、酒造、建材などが堅調に推移している。半面、保険、証券、環境、石油などがさえない。
上海B株指数は0.27%高の345.80ポイント。深センB株指数は0.41%高の1209.31ポイントだった。